1983年(2)
1983年(2)
行程
今治(8:48)-「うわじま2」- 高松(11:16 / 12:01)- 「阿波3」- 徳島(13:20)
今治から徳島へ向かいます
まずは高松へ。当時の急行はグリーン車格下げのキハ28 5000番台が指定席車で運用されており、あえて「うわじま」をチョイスしました。
座席は、ビニール製のヘッドカバー以外はグリーン車と全く同じ装備で特急以上に快適です。
(写真の列車と関係ありませんが…)
高松から徳島に向かいます。高徳線の優等列車はすべて急行でしたが、高松12:01発の阿波3号は終点徳島までノンストップで走破するという、特急並のダイヤです。
また、このころ四国では、特急のみならず、急行においても車内販売がありました。
(車両の写真は、後年新潟にて撮影したものです)
帰りに高松で途中下車し、高松琴平電鉄で旧型車三昧です。瓦町駅は地平ホームで、寄せ集めの小型車がひっきりなしに出入りしていました。
琴電のロマンスカー1010形の車内です。4年前に改造され貫通型・ロングシートになりましたが、室内灯のグローブにロマンスカーの面影を感じます。
今治ではスハフ43を見つけました。
ずらりと並んだ小窓とロマンスシートが、往年の東海道本線特急をほうふつさせます。
現在、この車両は日本ナショナルトラストに引き取られ、大井川鉄道で運用されています。
今治では港にも珍しいものがありました。
芸予航路に初めて就航した双胴高速船です。
船内は広い割に水中翼船にも引けを取らない速度でしたが、いつの間にか普通の高速船に取って代わられました。
船首に操舵室がある独特なフォルムが異彩を放っています