1978年(1)

 

行程

 東京(16:00)-「27便」- 名古屋(22:08 / 22:50)-「金星」- 広島(5:49)

念願の583系寝台に乗るための旅です。東京から山陽・九州方面に行く583系は無いので、「金星」が出発する名古屋まで、旅費節約もかねてハイウェイバスで移動しました。

名古屋にはほぼ予定通りに到着しました。東京では`76年に姿を消した80系がここではまだ現役です。

いよいよ583系に乗車です。座席車では“つばめ”や“はと”で何度か乗りましたが、寝台では初めてです。

583系は今でも現役で走っていますが、当時の内装はいかにも“国鉄”らしいシンプルな感じで、カーテンやシートは青でまとめられています。

寝台は下段です。室内高は750mmですが、幅は1,000mmと広く、大きい窓をひとり占めできるのは何といっても魅力です。

このとき、車内放送では“鉄道唱歌”のチャイムを鳴らしてくれませんでした。

車内音はモノラルです

洗面台は今と違いリニューアルする前は、20系同様3つ並んでいました。トイレは和式で反対側にあります。

グリーン車では高い天井が独特ですが、夜行での利用者はいませんでした。

食堂車は’70年に営業休止となりましたが、まだ連結されています。

広島に到着しました。183系と同じ貫通路付ボディですが、こちらの方がより特急らしい風格が感じられます。

8分後には東京からの「富士」が到着します。牽引機はまだ新しいEF65 1000番代です

途中、本郷駅でサハシ153を見つけました。’75年に廃止されていらい残った最後の1両です。

ちなみに中はこんな感じです(サハシ165ですが…)